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狂豚調査団による,北海道メイド系等紹介ブログ。
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皆様、大変ご無沙汰しております。クルトンです。

えーっと、クルトン・・・?もしやスープに入ってるアレですか?
まあ、そんなところです(笑)

かつては、札幌を拠点にメイド喫茶(カフェ)やコスプレ喫茶などを探訪し、それを記録していたのですが、2008年の3月をもって更新を終了し、僕はしばらくこの界隈から離れることを決断しました。ちなみに時が経ち、今の僕は北海道を離れ、東京都に活動の拠点を構えています。

で、なんで今更ブログ更新する気になったのか?ということですが、実は去る2016年2月28日(日)に、僕が初めて行ったメイド喫茶にして、僕のこの活動に多大な影響を与えたと言っても過言ではない札幌、いや北海道で最初のメイド喫茶「Cafe Primevere」が1日限定イベントを開催したのです。



あまりの嬉しさに早速東京から札幌に帰ってまいりました。

【イベントを知った経緯】

年が明けて間もなく、クルトンの中の人が個人的にやっているTwitterのタイムラインにこのリツイートが流れてきたことでした。僕は最初「え?本当に??」と、とても驚いた・・・と同時に、ほぼ心の中ではこの日に札幌へ行くことを決めていました。でも、僕はすでに隠居の身ですし、こっそり行こうと思いました。なお、仕事を休めるかどうかわからないのに、航空券だけは1月中旬に手配した。仮病を使ってでも行こうと思っていたが、実際その2週間前にインフルエンザに感染してしまったため、仮病使えませんでしたが、休みは頂けました。(ヨカッタ・・・)

イベントの情報は、れんげさんのTwitterと、くるみさんのFacebookページによって小出しに公開され、少しずつイベントの全貌が明らかになりました。

【イベントの趣旨】

イベントのことについては、今の所公式の情報源である、

れんげさんのTwitter ( https://twitter.com/maidrenge )

くるみさんのFacebookページ ( https://www.facebook.com/primevere.k.and.r/ )

を見て頂きたいのですが、僕なりにまとめると

* OYOYO MACHI × ART CENTER SAPPOROにて11時〜17時(16時最終入場)で1日限定開催

* Cafe Primevereゆかりのグッズやお客様ノート、スタッフノートなどの資料、写真などを展示する展示会イベント

* 元メイドスタッフとして、れんげさんとくるみさんが当時の制服でお茶を出してくれる

* 数量限定で手作りデザートを提供

* Cafe Primevere、宇佐社長のトークイベント(当時の貴重な裏話をたくさん披露)

* 入場料1000円、ワンドリンクサービス

* 数量限定でCafe Primevereの貴重なグッズの販売、オークション、メイドスタッフとのポラロイドサービス

【イベントの様子】

* オープンからかつての常連さん達が駆けつけた

* オープンの15分くらい前くらいから行列が出来始めたらしい

* 懐かしい面々が続々と揃ったため、まるで同窓会のような雰囲気もありました。

* 道外からの参加者もいました。(てか、僕もそうなんだけどw)

* 極端に早く並び始めた人はいなかったらしい(おそらく事前に並ばないで欲しいと要請があったから皆がそれに従ったと思われる。さすが紳士の集うメイド喫茶だね。)

* れんげさんはひたすらキッチンスペースでお茶を入れたり、フードを用意したりしており、くるみさんが会場内のゲスト対応をするという形でイベントを回していた。

* よってれんげさんはほぼひたすらキッチンを一人で頑張っていた。プリムといえばメニューの豊富さが売りだったこともあり、メニューの種類を可能な限り増やしたためか、厨房設備の慣れとかいろいろあると思うが、オーダーからの提供に少々時間がかかってしまっていたようだ。

* しかし、僕はそこに並々ならぬこだわりを感じていた。普通だったらうまく回せるようにスタイルを変えたり、方法を変えたりするのではないだろうか。しかし、あくまでもオーダーの1杯を丁寧に作ることへのこだわりを大切にしていることがよく分かった。

* それを知っている人たちだから、時間がかかることを気にする人はあの中には決していなかっただろう。むしろ、僕はメイドさんの仕事ぶりを見られることが幸せに感じられる人なので、それを「我々の業界ではご褒美です」という。

* 世間一般に知られるメイドカフェでは、メイドをモチーフとしたキャラクター設定に基づいて接する事が主たるサービスとなっているが、Cafe Primevereの場合はメイド服を身に纏ったウェイトレスという仕事を見せてくれるお店だったと僕は思います。その精神こそ、Cafe Primevereの真骨頂だと思っています。

* あと詳細は言いませんが、僕にとってはもう一つ「我々の業界ではご褒美」なことがありました(笑)

* 手作り感溢れる会場作り。その手作り感から暖かさとプリムへの思いがよく伝わってきました。



* ヘルプメイドさんとして、宇佐社長の娘さんが赤プリム制服で受付対応。プリムのメイド服がとても似合っておりました。

* ポラロイドサービスは早くに売り切れた。(そもそもポラロイドがインスタントカメラの事業から手を引いてしまっているため、当時の残りカートリッジ分しか出せなかったのかも?)

* 宇佐社長のトークイベントでは、かつてCafe Primevereがあった場所のその後(焼肉屋になっている)や、開店までの秘話、プリムチョロQなどグッズの話、一番最初に採用を決めたメイドさんは誰?(宇佐社長はれんげさんという事にしておきますとのことなので、これが公式見解。)ゲストからの質問で秋葉原のスープカレーカムイでプリム制服が採用された経緯や、札幌のメイドカフェ・ゆいまーるのプリムデーイベントが実現した経緯、テレビ取材を受けた時のエピソードなど色々なことが語られた。

* 宇佐社長に「もう1度プリムをやりたい?」という質問があった時には「僕はお客さんとしてコーヒーが飲みたい。だから、やってくれるなら若い人たちに任せたい。ノウハウは提供します。」とのこと。

* 15時過ぎにオークションが開催され、100円単位の接戦で盛り上がりました。最高落札額は5000円台。なかなか白熱しました。

* イベント会場内での撮影は、人を写してはいけない、お客様ノートなど個人情報を含むものを写してはいけないなどのルールでした。まあ、当時のCafe Primevereと同じですね。

【個人的な雑感など】

* Cafe Primevereの看板を掲げ、実に細部までこだわり尽くされたイベントだった。

* 控えめに言っても「最高」だった。

* れんげさんもくるみさんも、ブランクを全く感じさせないくらいの動きを見せていた。プロい。

* 個人的にはれんげさんを前にすると、こっちの背筋までシャンとするような気持ちにさせられるあの感じも健在でした。メイド服を着ている時のれんげさんのメイドオーラはやっぱりすごい。なんでしょう、こう良い意味で緊張感があるんですよねぇ。でも、ちょっとお茶目なところを見せられた時の安心感みたいなのがいつの間にか癖になって・・・あ、これ以上言うと、さっきせっかく封印したもう一つのご褒美の話になるのでやめておきます(笑)

* 実はイベント会場内の展示物で一番興味深かったのは「スタッフ交換ノート」だった。スタッフノートは情報交換、申し送り、備忘などが書かれており、Cafe Primevereのスタッフ間連携を支えていた記録である。北海道最高峰のメイド喫茶のスタッフノートはCafe PrimevereがCafe Primevereであり続けた秘密がたくさんです。メイド喫茶研究においては大変貴重な資料でもありますね。

* 余談だが、僕はスタッフノートの年が書かれていない月日だけのノートの出勤スタッフリストを見てすぐに「あ、これ2005年のものだね」と年代を言い当ててしまいました。Cafe Primevereの事ずっと記録してきた知見をここで発揮してしまったw

* Cafe Primevereは今や伝説のメイド喫茶であり、また奇跡のメイド喫茶だと思う。たまたま集められたスタッフのポテンシャルの高さがまず奇跡!そしてみんながどれだけプリムのことを好きだったか、そしてプリムのことを考えていたのか、皆が知恵を絞りあって作られていったお店だったんだなと再確認させられました。

【写真】

* 展示されていた制服



* プレート



* 窓際の陽の当たる懐かしいテーブル



* メイドさんお手製の抹茶ミルク



* 展示コーナー



【編集後記】

僕も8年ぶりくらいに筆を執りましたが、自分の残念な文章力に限界を感じてしまいました。やっぱり書いてないとダメですね。

そういえば、このイベントが終わった後に、僕がメイド喫茶巡りをしていた頃から親しくして頂いていた方達と、プリム跡地にできたお店に行ってみたのです。その場にいた皆がプリムの思い出を次々に話していました。焼肉はとても美味しかったんですけど、一人で行ったらきっと辛くなりそうだなと思いました。



僕がプリムと同じくらい好きだったお店で、プリムより一足早く閉店してしまったお店があったのですが、そちらも跡地はスポーツバーになりました。何度かご飯を食べに行ったことがありますが、お店の名残りがあちこちに残っていて、やっぱり辛くなるんですよね。

思い入れがある場所だけど、もう戻れない場所というものには「楽しい思い出」と「切ない思い出」が入り混じるものなのです。

あと今回はイベントという形で復活が実現しましたが、イベントカフェの大変さはよくわかります。僕も実は2008年ごろから計3回ほど、イベントカフェを主催するサークルを立ち上げて活動していた時代がありました。イベントカフェを運営するのってとても楽しいけど、すごく大変なんですよね。あれだけのイベントに仕上げる事がどれほどの苦労があっただろうと思いました。だからこそ控えめに言っても「最高」だったと思います。
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私がプリムの記事を書くのはこれで、最後かな。


さて、プリムから少し離れた場所で私は18時(閉店時刻)を迎えました。18時ジャストの時計を見つめ、ため息をひとつ。

私にとってこうも辛い日は数えきれるほどしかなかった。私と同行していた関西のメイ友もまた、今回ほど辛い旅はないかもしれないと口にした。


私が札幌のメイド喫茶を追いかけ始めた頃、2つしかなかったメイド喫茶。プリムヴェール、そしてマーメイド。

私はこの2店をこよなく愛し、私がメイド系で活動していく上での基礎となりました。約2年前にマーメイドが閉店し、私は1度目の涙を流しました。その後、プリムが残り続け、札幌の基本を歴史の生き証人としてのメイド喫茶であり続けました。そして今回、私は2度目の涙を流す。


札幌のメイド喫茶は、全国まれに見る超オリジナリティを持っているというのが、ひとつの特徴だった。マーメイドはミルクにこだわりが合ったし、プリムはフードメニュー、デザートメニューなどに定評があった。特にプリムのクオリティは最初から最後までずっと変わらなかった。目立って値上げすることもなく、量も変えず。。。

もはや、プリムは札幌が見せた最後の奇跡であり、”メイド喫茶の意地”をそこに見た気がしている。

しつこいようだが、この1ヶ月で道外からプリムの為に駆けつけた人の数は少なくない。この事は無視してはならない事実である。

先ほど、超オリジナリティという話をした。

私が言う”超オリジナリティ”とは、他に類を見ない、他地域にはない、札幌に来なければ体験できないオリジナリティを持ったお店を指す。代わりが利かない、たやすく真似できない。そこにしかないもの。


そこ(札幌)にしかないから、プリムの閉店が惜しいのであって、人々を引きつけたのではなかろうか。私はそう感じている。


北海道在住の自分は、道外にそのお店へ行くためだけに旅費を出してもいいと思えるお店があるか?と言われれば、あります。私が年に1〜2度、道外のメイド喫茶へ武者修行に出るのは、その場所に、その人たちに、その味に引き寄せられるから。


プリムは、道外の方達にとってはそういうお店だったのでしょう。


これからの札幌メイド系はどうなっていくのか?私にもよくわかりません。でも、そんな人々を引きつけてならないお店として頑張っていってほしいという願いです。

あと、どうか、そんなプリムが札幌にあったことを忘れないでください。


北海道に住んでいる私にとって、札幌にプリムがある事は誇りでした。
ついにこの日が来てしまいました。ぶっちゃけ、私は今日泣きました。メイド喫茶の閉店で泣いたのは、実はこれで2度目です。

私に取ってプリムにはそれだけ特別な思い入れが合ったものとお察しください。その辺りのお話は、カウント0(閉店後)にて語る事にします。


本当は、今日この日のうちにレポをアップする事は、私にとってはこの上なく辛い事なのですが、この日、用事があって立ち会う事ができなかった人、遠くに住んでいる人たちのために、プリムの最終日の様子をいち早くお伝えしたいと考えました。


私が見てきた最終日プリムのすべてをここに記します。
断っておきますが、私はこのレポを涙なしに書く事はできません。誤字を見つけたらそっと教えてくださいね!




12月30日、午前11時20分。


私はカフェプリムベールへと向かいました。お店の中は既に満席状態(空席が飛び席で2つ)ただし、私には連れがおりましたので12時にリトライをかけることにした。

その時、店内をぱっと見る限り、懐かしい方の顔もありました。歴史的な日の始まりです。







そして、リトライ!いよいよ入る事が出来ました。まず、メニューから。

この日、ガトーショコラも販売終了。残されたメニューは本当にわずかでした。



照り焼きチキンドリンクセット(ホットコーヒー)

サンドウィッチの食べ納めです。。。相変わらず、うまいなー。

さらに、

 


シフォンケーキ(チョコアイス&チョコソース)のドリンクセット(紅茶・レモン)




なんか、ここに浮かぶレモンがとても切ない・・・気がした。


さて、この日の様子は、とにかくほとんど切れ間を見せる事なく、混雑していたのは想像に難くなかったが、すごく意外だった事がある。

それは、今日で終わることが信じられないほど、いつもの穏やかなるプリム。

私は、年始にはまたお店が開いていそうな錯覚さえ覚えた。これは、どうやら知人達の話を聞いても同じ認識のようである。それくらい、いつもと変わらないプリムだった。

そのせいか、今日で閉店する事がとても信じられず、プリムにいる間は「これでさようならなんだな・・・」って感覚がなかったのである。

全在籍メイドさん達がラストまで出勤しておりましたが、相変わらず笑顔を見せており、お客さん達も名残惜しそうにはしているけども、普通にしていたように思う。


今まで、札幌でお客さん達にちゃんと閉店を見送られたお店は「ああ、今日で終わるんだな・・・」という実感が心底わいてしまった事を良く覚えている。その理由の一つは、閉店時にイベントをするお店がほとんどだったからだ。

閉店イベントでは、メイドさんからもらい泣きをしてしまいそうになったり、祭り(イベント)が終わった後のむなしさみたいなものが、寂しさを加速させていたのだが・・・プリムだけは本当に普通に終わったようだ。

そう、強いて、普通じゃなかったこと(?)は、私はその場には居合わせなかったのだが(31日0:17訂正:Rさんは開店から居らしたそうです。私が気づかなかっただけでした。ずっとテーブルに座っていただけでしたからね。以下、私が気づかなかったという事を前提にお読みください。)、かつて初期〜中期プリムを支えたあのメイド長Rさんが厨房に立ったという報告を受けている。

最初、それを私と関係のある筋から速報で聞いた時はにわかに信じがたかったけど、裏を取った限りでは、どうやら事実らしい。


まさか、そんなサプライズを用意するとは・・・もはや粋としか言いようがない。ま、おそらくはあまり目立たないようにしていたのだと思いますので、この事実を公表することは禁則事項だった?とも思ったが、申し訳ない、どうしてもこの事実は伝えておきたかった。プリムにとって歴史的な日に起こった奇跡だったのだから。


その勇姿を少しでも見る事ができなかった事は残念に思うが、ある意味ではそれで良かったとも思っている。

私にとっては、プリムを愛好した約5年という歳月はあまりにも長く、そして重い。私がプリムを・・・いや、プリムが初めてのメイド喫茶なのだから、メイド喫茶にここまで入れ込んだのには、初めて行ったときに味わったささやかな心遣いを忘れられないからであり、その心遣いをしてくださったメイドさんこそ、そのRさんに他ならないからである。

だから、この日に彼女の姿を見てしまったら、私に5年間の思い出が一気によみがえり、私は大衆を前にきっと泣き崩れてしまったに違いない。


そして、私はプリムを出て、再びプリム近くを通った時、自然に


「ありがとうございました・・・」


という言葉が出た。何の前触れもなく、そうごく自然に。
私がこのプリムから頂いたものは、計り知れず、さようなら・・・という言葉の代わりに、ありがとうという言葉が出たに違いない。


今日、ここで、私がたくさんのメイド喫茶に赴き、たくさんのメイド達と出会い、また沢山のメイド喫茶が大好きな人たちと出会ってこれたのは、ここが原点だったから。すべての始まりだったから。。。に他ありません。


このクルトン、もういちど、カフェ・プリムヴェールに深く御礼申し上げます。


約5年間、本当にありがとうございました!


ついに、最後の週末がやってきてしまいました。土曜日のプリム。



この日も1時間制限。私は本ブログの関西遠征でお世話になった方が、緊急来札ということで、プリムにて出迎える事になっていた。彼は、プリムの節目に必ず札幌へ駆けつける人であった。

結果的に3人で入店する事となったため、10分程度待ちまして、時間制限で出たお客さんの後に座らせて頂く事にした。

本日のメニュー。これは、閉店前に絶対飲んでおきたい!という代物。



水だしコーヒーのアイス(ストロング)


初めて飲んだとき、すごく感動した1品。ずいぶんと久しぶりに飲みました。
そして、これはプリムを代表する1品である。水だしコーヒーを出す喫茶店自体が結構珍しいだけに、それがメイド喫茶・プリムで飲めるという事は実に素晴らしい事。




チョコバナナプリンパフェ。定番パフェの一つ。既に食べられるパフェが3種類しかなくなってしまったプリム。(プレミアムパフェも販売終了になっていました)


1ヶ月ちょっと前まで気分で色々と選んだり、シェフの気まぐれで色々な創作メニューが出ていた事を考えると、プリムのメニューの種類が本当に豊富だったんだなぁ。。。と実感させられます。



札幌を拠点に約5年、私はメイド系を追いかけてきましたが、最後の最後まで毅然とした良質なサービスを提供するプリムは本当に素晴らしい。

・どんなに忙しくても客を待たせない、各テーブル状況はしっかり把握している

すごく混んでいて、メイドさん達もいっぱいいっぱいになっているのは目に見えてよくわかる。でも、極端に客を待たせる事はしない。また、食器は適切に用意してくれるし、適切に下げてくれる。オーダーもしっかり取ってくれる。1時間が近づくと丁寧にそれを教えてくれる。急かせるという事もなく。

ここに書いたような事って、何を当たり前な!って思うかもしれませんが、最近の傾向を見ていると、この基本がちゃんと出来ることってすごく大切なんだけど、意外と(?)出来ていない事が多かったりするんです。だから、そこは本当に評価されるべき。

・常連、一見を問わず、すべての客に同じルール、同じサービスを提供している(ばらつき、特例が一切ない)

週末制限がかかってからは、1時間滞在ルール、ポラロイド撮影ルール、会計方法ルール、相席ルールなど色々な制限がかかっています。混雑していないときは多少臨機応変にやってくれる面もありますが、混雑しているときにはとにかく、ルールをしっかり適用している。

そのおかげで、どんなに混雑していても待ち時間は10分ほどで済んでいます。
出来るだけたくさんのお客さんが、お店に来られるように配慮しています。

今までに閉店したお店の最後って、営業中のどこかでルールが崩れて、常連様だらけになっている事がとても多かったのだけど、プリムだけは本当に堅実。遠くから来た人たちでも、嫌な思いをせずにラストプリムを楽しむ事が出来ているようです。


・非常にしゃんとした接客、どんなに忙しくても笑顔を忘れず

忙しくなると、余裕をなくして、接客が粗野になってしまうことがある。私は今までに色々な閉店を見送ってきたけども、今回ほど完璧なものは見た事がない。

お店をひとたびオープンさせたら、閉店までダレない。気を抜かない。接客への集中力は見上げたものである。そして、なんどきも我々への気配りを忘れない。

最後に近づくにつれて本当に忙しい、とても忙しいけど、メイドさん達はどこか楽しそうな顔を見せてくれる。私はそれを見ると、とてもホッとする。接客業として、とても大切な事は笑顔を忘れない事だと私は思う。



やっぱり、惜しいな。明日で最後だと思うと・・・。



最終日は18時までの営業となっています(ご注意を)が、必ず立ち寄りたい。北海道が全国に誇るカフェ・プリムヴェールの最後を見届けてきたいと思います。


いよいよ、札幌メイド系の歴史的な日が近づいてきました。

私にとって平日のプリムへ行けるチャンスは、金曜日だけでした。28日で本業が納めだったので、少し早めに本業を抜け、足を運んできました。



28日は、金曜日にも関わらず開店から1時間制限が発動。実質、木曜日が最後の平日プリムだったと言う事のようですが、この日の3時は一時的に空いていたこともあり、メッセージ入りのポラロイドを撮って頂く事に成功しました。本当によかった。

最後のポラロイド、私がそこに映る事はせず、シェフを始めメイドさん達を映す事にしました。私にとってはそれが最良の構図であり、最後には絶対にコレだ!と決めていた。

ポラのメッセージには、

「プリムをたくさん愛していただきありがとうございます!」

と書かれていた。それを見た私は、心の汗が止めどなくあふれる。
プリムは私がオープンの頃からずっと愛したお店です。まさか、ここに来て、メイドさんからそんな事を言われるだなんて思っても見なかったからだ。


そして、どこかまだ閉店する事に実感のわかなかった私が、ようやくそこはかとない寂しさを覚えたのであった。ああ、本当にあと2日で終わるんだなって・・・。

まもなく、お店の中は再び満席となり。。。メッセージ入りポラロイドも適わない状態になった。本当にギリギリだった。あと30分遅かったら・・・後悔しただろうな。


そして、ここのファンで本当に良かったと・・・この上ない1枚のポラロイドとなりました。


さて、パストラミビーフサンド。これも、ずっと昔からプリムにあった定番メニューのひとつ。


かぶりつくのもおいしい、ナイフで切って食べるもおいしい。食べ方はアズユーライク(お気に召すままに)。

だが、崩さずに食べるのは、本当の高等テクニックであり、私は5年も通って一度も成功した事がない。いつも、中身かパンのどっちかが残ってしまうんだよな。次回こそはうまく食べよう!!なんて思ってたけど、

ああ、ついに、上手に食べることはできなかったな。。。



さて、そんなわけで・・・ラスト3DAYの初日。また、明日。


あと1週間か。。。1ヶ月半って本当に早いものですね。。。



この週末より、プリムは入店に制限事項がかかりました。(週末のみ)

まず、入店時間が1時間となり、伝票に入店時間が書き込まれる。


ポイント満了特典のポラ撮影は入店時に申し出る必要がある。(メッセージ書きは平日しかやってもらえないので、メッセージも希望するならば25〜28日のうちにプリムへ行く必要があるかも。。。)

また、ひとり1枚しか撮る事ができないのと、メイドの指名やポーズ指定ができないこと、フルでも2名までしかメイドを撮影できません。


さらに、ここのところ予約で入っていたお客さんもいましたが、座席を予約する事ができなくなりました。


なお、平日はこれまで通りだと思います。



1時間近くになると、メイドさんがテーブルに来まして、1時間経過した事を丁寧に教えてくれます。メイド喫茶七不思議の1つと誰かが揶揄した「なぜか常連だと時間制限がかからない」という事もいっさいなく、誰にも平等なルールが適用されており、感心、感心、、、ここが、さすがプリムといったところでしょうか。

(ま、本来、客自身で約束事を守るのが正しいファンとしてのあり方だと思いますけどw)


週末は相変わらずの混雑ぶりであり、空席が目立つ事の方が少ないです。どうにも、こうにも、あと1週間の営業ですから。。。寂しくなります。


さて、



私がプリムパフェのファンになった原点である、チョコパフェを3年ぶりくらいに頂きました。ドリンクは、水だしのホット(マイルド)

これらは、私がプリムを語る上で本当に原点であり、基本。どうしても、閉店前に一度食べておきたかった。奇しくも、そのとき相席していた友人は、初期プリムをともによく訪れたその人であった。




私の中の時間は、まるであの頃に戻ったかのように・・・。




そして、目まぐるしく状況が変わっていく札幌メイド界で、このチョコパフェとコーヒーと友と・・・。


なんか泣けてきそうだ。。。


さて、私はこの1週間であと、何回プリムへ行く事ができるのだろうか?
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プロフィール
HN:
狂豚調査団
HP:
性別:
男性
職業:
まだ学生やってます。
趣味:
メイド喫茶のはしご。(はしごは文化だ!)
自己紹介:
【狂豚調査団とは?】

国際腐敗連盟によって北海道メイド系の調査を命ぜられたクルトン卿を団長とする狂豚調査団(クルトンちょうさだん)が、旧管理者・ナチョス頭領に代わりこのブログを管理することになり、本団が調査した北海道メイド系の報告をすることになりました。

新しいブログの正式名称は「狂豚め組調査録」とし、もう少し口にしやすく覚えやすい名前を・・・ということで、縮めて「狂め調」とした後、「クルメ帳」と名づける事にしました。

クルメ帳をよろしく。2007年のブログテーマは「メイド喫茶リテラシーを極める」です。
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