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狂豚調査団による,北海道メイド系等紹介ブログ。
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札幌初の乙女カフェ(男装カフェ)であるコン・アフェットが、8月26日にオープンしました。

本当はオープニングレポートという形を取りたかったのですが、オフ会の幹事があったのと、土曜日は女性のみに限定という制約があったため、翌27日の19時(男性が入店可能な時間)にお邪魔しまして、取材をさせていただきました。

まず、お店の基本情報から

【店舗】

Boy's Cafe Bar Con Affetto
http://fairy-wing.net/conaffetto/

札幌市北区北29条西10丁目 MKビル3F
(元のめいどぱぶ・む~ん(現・めいど模擬店ReverseMoon)があった場所です。)

営業時間は、

土曜日 17時~23時(8/26現在、男性はNG)
日曜日 16時~22時(8/26現在、男性は19時~)

Con affettoは、日本語にすると「愛情を込めて」という意味だそうです。冒頭に述べたとおり、このお店のコアターゲットは漫画・アニメが好きな女の子です。

【システム】

お店のシステムは、特にチャージ等一切ありません。あくまでも普通のカフェです。価格帯は後ほどメニューの項目で書きますが、ドリンクが350~500。カクテルが700~800、フードが350~650と、比較的低価格。しかし、低価格ながらも、満足度は高いと思いました。


【メニュー】


ドリンクは、アイスがオール400円で、オレンジジュース、グレープフルーツジュース、アップルジュース、ジンジャーエール、ウーロン茶、アイスコーヒー、アイスティー(レモン・ミルク)がある。

さらにホットがオール500円で、コーヒー、カフェラテ、カプチーノ、抹茶ラテ、紅茶(レモン・ミルク・ロイヤル)がある。

この中でコーヒーを頂きました。(基本はコーヒーですから。)



コーヒーはエスプレッソマシーンで出しているそうで、濃かったら作り直しますとのこと。実際には普段コーヒーを飲んでいる僕にとっては十分にライトなコーヒーで、おいしく頂かせてもらいました。ライトなので、コーヒーが苦手という人や、ミルクやお砂糖を入れて楽しむ事が多い女性には程良い濃さなんじゃないだろうか。

それにしても、カップの形がいいセンスだなぁって思います。

また、このお店ではキャストによるオリジナルカクテルがウリだそうで、それぞれのキャストが自分のオリジナルカクテルをもっている。今日は愛車(自転車)で乗り付けた為、お酒はちょっとパスしましたが、小田切さんにお話だけ聞かせていただきました。

レモンベースのSky Fuck(店長・壱場さん)とすみれの花がほのかに香るSweet violet(九条さん)のカクテルは大人な感じのカクテルだそうで、特にSky Fuckは40度のアルコールを使っているそうです。(まさしくFuck?)

アップルジュースをベースに、パライソとレモンジュース香りを付けたというLESSON.1(都明さん)とカシスベースの☆イージーゴーイング☆(咲間さん)のカクテルは、ジュースのような感覚。ミルクベースでラズベリーとココナッツがほのかに香る甘い感じのLove tripper(小田切さん)とウォッカベースながらお酒っぽくないというsuttoko-dokkoi(月山さん)のカクテルは、とても飲みやすいそうです。

いずれのカクテルも、試行錯誤と、たび重なるテイスティングで生まれた力作だそうで、ぜひ今度頂かせていただきます。

通常のカクテルは、カシスオレンジ、チャイナブルー、スクリュードライバー、ソルティードッグ、ジントニック…など、有名なところはほとんどある。ちなみに、カクテルは700円、オリジナルカクテルが800円。

次にフード。フードも非常にリーズナブルかつ、女性向け。プリンセスプレートがお勧めとの事でしたので、男ですけど、プリンセスディッシュ頂いてみました。



あ、乙女って書いてあるのは僕が「なんか女性がキュンとなるのをお願いします」って言ったら、困らせちゃったので…んじゃあ、「乙女v」でって話になりまして、そうなったという話。あまり意味はないですが、結果的にインパクト大www

しかし、これで650円ってすごくお得なワンプレートだと思ったのですよ。オムライスも卵がふわふわになってまして、すごく感動。しかも、おいしかったなぁ。。。

ちょっと時間かかっちゃうんですけど、それだけすべて手作りってことです。メニューひとつひとつにこだわりを持っているのだとか。こだわりの程は出てくればわかります。

他にポテサラドッグ(400)、ミートスパゲッティ(600)などしっかり系もあったし、豆腐サラダ(350)もあって、これはあっさりと、低カロリーな感じで女性には人気がありそうです。

これらは+300円でドリンクセットにできるそうです。

次にスイーツ。ハートケーキはチョコレートケーキだそうで、ワンポイントでハートがあしらってあるそうです。可愛らしい感じです。

フォーチュンケーキは、チーズケーキになっていて、アイスが付いているのだとか。で、何かが起こるって…(フォーチュンXXXだからきっと…)

デコールベリーパフェ(500円)は、


見た目からして、すごく可愛らしい。普通のパフェってコーンフレークで敷き詰めること多いんですけど、こちらはいちごゼリー。甘酸っぱい感じで、とてもあっさりしていた。見た目でも、味でも、驚かされました。



アイスは、シャーベットタイプのシャリシャリ系。(写真ではわかりにくいが…)

シャリシャリ系のアイスと言えば、今はなき北口ミルクホールMERMAIDを彷彿とさせる懐かしい食感。スプーンが通りやすくて、それでいて口の中で滑らかに溶けてくれるので、この手のアイスはとても美味しい。

パフェのスプーンが赤いプラスチックってのもいい。このお店は後ほど内装にも書くが、すべて白、黒、ワンポイントで赤使う事で統一されている。これもこだわりの一つだ。

ちなみに、パフェにはミニサイズ(400)があり、大きさを比べるために容器をお借りして、並べてみました。



さらに、パフェはもうひとつ、デコールチョコパフェがあって、こちらは下にコーヒーゼリーが敷き詰められています。こちらもやっぱり甘すぎない感じで、あっさり食べられると、同席していた方から聞きました。

こちらも価格やサイズの選択幅は同じ。

【接客・制服】
接客については、特にこだわっているということもあり、非常に丁寧。しかしながら、キャストもトークに磨きをかけているようで、普段は女性と色々な話をする感じのようだ。男性である僕らにも同じように接客してくれ、仕事の合間にお話に来てくれます。

接客の仕方は、王子様的な感じでもなく、本当にソフトな感じで、誰もが接しやすい印象を覚えました。

コミュニケーションと、カフェとしてのクオリティの両方についてバランス取れているように思え、非常に好感を持つことができました。

制服についてもこだわりがあって、ロック系のテイストをイメージしたものになっている。キャスト達を中心に、型紙からおろして、自分たちで作っているそうです。

制服はキャストのキャラ設定に合わせて着こなし方も工夫しているようで、真面目な感じだと、きちっと着るし、ラフな感じなら、ラフに着こなすのだとか。

まぁ、制服の写真は…誰かがレポでアップすることを期待するか、直接見に行ってくるといいと思います。

(僕のレポでは、お店の方針に従ってキャストを撮影しないものですから…)

【内装】
まず、お店の配置図を示します。


モニタが2つあって、カウンターが8席、テーブル席が全部で18席あります。ゆったりしていて、かなりくつろぎ系です。

かつて、めいどぱぶ・む~ん時代にお店に足を運んだ事があれば内装は想像付くと思うんですけど、照明がしっかりしていて、お店自体がすごく明るくなってるんです。

お店は白を基調とし、椅子が黒で、小物系が赤で統一されています。

キッチンは、赤と白の布で仕切られている。カウンター横のボードにはキャストの写真と、メッセージが書かれている。

でもキッチンの作業は、めいどぱぶ・む~ん時代の事を考えると、結構大変そうな気がする。。。


カウンターはこんな感じになっていて、すごくオサレ。



テーブル席はこんな風になっていて、ソファは本当にゆったりとしていてくつろげます。


小物系(灰皿、ナプキンボックス)は赤になっている。

とても統一感のあるいい感じだ。

【ポイントカード】
現在、女性向けポイントカードができていて、男性向けはまだ用意されていないとの事。

【総評】
コン・アフェットは、乙女カフェであって、男ながらにどこか心をくすぐられる。女性はカフェに対する要求が男性に比べると高いということもあり、非常に女性の趣向をとらえた工夫がなされているように感じられた。

接客の丁寧さと、キャストのおもてなしの良さはなかなか。まだ慣れてないところはあるだろうけど、今後磨きがかかっていくにつれて、高いクオリティを発揮できることは間違いない。

女性にとって喜ばれるカフェは、純粋にカフェである事を求める男性にとっても最高のサービスを受けられるカフェであると評することができる。

そんなキャストの魅力は男ながらに、憧れて、惚れちまいそうな感じだったぜ。(な~んつってなw)

いくつか気になったのは、カフェだとお水が出てくるのが普通なのですが、これがなかった。ただ、ここがバーであるのならばそれは不思議ではない。バーというニュアンスを取っているのだろうか?
(もちろん望めばお水は出てくると思います。)

また、おしぼりやウェットペーパーなど、そういったものがなかった。まぁ、この価格帯でやってく事を考えると、そういうところまで手を回すの難しいのかもしれないけど、食事の時はやっぱりあるとうれしい気がする。

あと、多少ネックなのはやっぱり立地と営業時間。今は営業が土日のみになっているのですが、フライデーナイトとかもできそうな気はする。その辺はどうなのだろうか?

あと、男性が入れる時間が現在のところ日曜日の19時以降のみになってます。初めていくカフェだと、女性一人だとなかなか行きにくさを感じる場合があるようで、複数人で行くというのが多い。または、メイド喫茶などのように男性と同伴でいくって場合も多いだろう。

何より、立地的に車じゃないと行きずらいところもあって、男性の運転で女性と一緒ってのが、現実的に行きやすいような気がしている為、多少は考慮してもらえると、客足につながるんじゃないかと個人的な考察。

しかし、一度気に入られれば、隠れ家的に女性たちに好かれるカフェになっていけると思いますね。

ただ、立地の行きにくさは、マイナスなところばかりではなく、冷やかしを防止できるという側面もあり、本当にお店が好きな女性だけが集まってくれるという可能性を秘めているので、それはそれでプラス。

(特に自分の趣味の世界を大事にしている女性には良いかと。)

実際、中心部のメイド喫茶は、冷やかしがあるらしくて、入り口に来て除くだけのぞいて帰るとか、お店に一人行かせて「あっ、間違えました、えへへっ」ってパターンとか、「萌え~っ!」って叫んで帰るとかなんか、聞くに堪えないのあるんで、まぁいいかなぁって・・・。

考察が長くなってしまいましたが、コン・アフェットは確実に札幌の
新しいムーブメントになってくれると期待しています。

あ、あと突発的にギターの弾き語りとかあるらしく、これはぜひ聞いてみたいです。
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プロフィール
HN:
狂豚調査団
HP:
性別:
男性
職業:
まだ学生やってます。
趣味:
メイド喫茶のはしご。(はしごは文化だ!)
自己紹介:
【狂豚調査団とは?】

国際腐敗連盟によって北海道メイド系の調査を命ぜられたクルトン卿を団長とする狂豚調査団(クルトンちょうさだん)が、旧管理者・ナチョス頭領に代わりこのブログを管理することになり、本団が調査した北海道メイド系の報告をすることになりました。

新しいブログの正式名称は「狂豚め組調査録」とし、もう少し口にしやすく覚えやすい名前を・・・ということで、縮めて「狂め調」とした後、「クルメ帳」と名づける事にしました。

クルメ帳をよろしく。2007年のブログテーマは「メイド喫茶リテラシーを極める」です。
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